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2007年6月29日 (金)

ロックンロールを取り戻せ

根っからの体育会系にロックンロールは不要である、いやむしろロックできっこない。
そもそも根っからの体育会系は幼少から女生徒たちの注目を集め、クラスを支配する強者の連中である、これはもう伝統だ。
そして時折、ロックンロールは彼らのようなー筋骨隆々な強者たちーが更に自己をカッコ良く見せるためのアイテムだと勘違いしている人を見かけるが…それはまやかしだ、ロックンロールなんてものは抑圧された弱者の、最後の抵抗手段に他ならないからである。
だいたい、ロックスターなんてジミー・ペイジみたいな文化系インテリばかりだ。ジョン・レノンもミック・ジャガーもそうだし、ジミ・ヘンドリックスやカート・コヴァーンだってそうだ。レッチリのような連中でさえ、例えばジョン・フルシアンテが瞑想にハマっているように、オタクと大差ない。
だいたい、幼少から強者だったような連中は、本なんて読まない。読まなくったって女にはモテるし、抵抗する相手なんかいないのだから。
だから、彼らにはミック・ジャガーがマリアンヌ・フェイスフルから借りたブルガーコフの『巨匠とマルガリータ』を一夜で読んで「悪魔を憐れむ歌」を作ったことなんて理解できないし、ビートルズがインドへ瞑想ツアーに行ったことも、ジミー・ペイジがケルトの神秘主義に没頭したことも、マーク・ボランが黒魔術マニアだったことも理解できないに違いない。
だいたいロックミュージシャンはそういうオタクばかりなのだ…本の虫みたいな連中も多い。ミック・ジャガーやデヴィッド・ボウイやルー・リードは文学者バロウズのもとへ押し寄せ、ブライアン・ジョーンズの詩の際はミック・ジャガーがシェリーの詩を読み、ジム・モリソンはアルチュール・ランボーに酔いしれ、ピート・タウンゼンドなんかオペラを書き出す始末…


…なんてことを、考えた。でも俺は、“僕はこう見えてもこんなにいろいろ悩んでて、こんなにいろいろ考えてるんだ”ってアピールする人間は嫌いだ。ひたすら他者も読める日記に自分の悩みや苦労を書いて共感や憐れみをさせるような、そんな連中は嫌いだ。
そんなのには自分を姑息に表現している、と言いたい。本当の表現はそんなものではない、もっと熱く、体中を電流が流れるようなものであるべきだ。それこそが、人に何かを本気で伝えるということではないだろうか。


とりとめがなくなったところで、おさらばする。

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コメント

全くその通りだね

体育会系の奴なんてみんな同じ。
どいつもこいつも自己顕示欲のかたまりで、他人に、ただ生まれつき持っているだけの運動神経を誇示して優越感にひたる奴ばっか。
あと、目立ちたがり屋多いもんね。それが一番腹立つ。

球技大会と体育大会めんどくせ〜

うちのサッカー部連中の勝ち誇った顔と来たら。それこそギターで(体育会系ではない僕は素手では歯が立たない)殴りたい、と思うこともある

忘れてたことを思い出さしてくれた。

ありがとう。

ただ俺はどちらでもあるし、どちらでもないんだよな。

時にそれは僕に良く働くし
時にそれは僕を悲しくさせるよ。

めちゃめちゃ共感できる。

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