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2009年2月13日 (金)

ゼニ

ナニワ金融道全巻読み終えました。こんな傑作に出会えて良かった。


経済の裏がよくわかる、という楽しみ方ももちろん出来るんだけど、何より人間の業を描ききったことを讃えたい。作者が『罪と罰』を愛したことも、さもありなんといったところ。


「欲は海水やで、飲めば飲むほどノドが渇くもんや」


キャラクターの名前もマトモじゃない、肉欲棒太郎や銭田掏次郎や浦切平基etc。人間の内側にある汚い部分をあえて全面に押しだそうという姿勢が感じられる。


そんな汚い世界に揉まれて主人公が逞しくなっていく、そういうビルドゥングス・ロマン。

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